

昨日の上水反水貨遊行。最近の暴警のやり口は
遊行に対して不反対通知を出す→何らかのインネンつけて遊行の早期解散要求→解散時間以降の行動を非合法行為として取締り
……といふもの。とにかく無差別に抗議方市民を逮捕して「抗議デモに参加するのは危険で逮捕されたくなかったら……」の恐怖心PRしかテはないのか。検察も裁判所も暴警のこの逮捕放題についてゆけぬさうな。いずれにせよ林郑の無策と香港警察の気狂ひのなせるワザ。何処までゆくのか。




農暦十二月十二日。暦では小寒ながら気温は摂氏23度で春の如し。武漢肺炎に香港市役所も遅ればせながらで対応強化。陋宅の団地も警備員が昇降機の接触部分に透明シール貼り消毒徹底始めるのだとか(これは2003年のSARS疫禍の時に初お目見え)。武漢帰りの香港市民ですでに20数名だかの肺炎発症だとか。で肝心の武漢だが武漢の《長江日報》見ても肺炎の記事すらないのである。武漢のこの肺炎は確認され病原元とされる何某市場は閉鎖され消毒徹底までした報道はあるものの報道の自由がない恐ろしさ。


"avoid sick people in China" といはれても中国でビョーキの人を避けるのはどれほど六ッかしいことか。
香港仔の水上レストラン〈珍寶〉で営業時間短縮で職員減員リストラの由。香港観光の象徴のやうな場所の一つだが最近はさつぱり。最近といふか今世紀はもうダメ。アタシも30年で2度しか行つたことがない。香港で「乘接駁艇往海鮮舫用膳」は「集體回憶」だが〈ジャンボ〉は比較的新しい。1950年代に香港仔には大小十数艇の水上レストランあり〈太白〉規模最大。その経営者の王老吉が1971年に建造したのが〈珍寶海鮮舫〉であつたが竣工間近に焼失。まさにタイタニックや戦艦大和のやうな悲運。それを「カジノ王」スタンレー何鴻燊が1976年に再建し海上で近隣の〈太白〉と〈一統〉も買収し今日の姿に。老朽化、客離れもあり15年くらゐ前に大規模な模様替へして西洋料理供したりもしてみたが香港仔まで行つて艀船で水上レストランに上がりといつた風情など今はもうないのだらう。


▼日本では今日が仕事始めださうである。電電公社も電話交換手は晴れ着姿が艶やか。
年末から8連休。働き方改革推進の政府で晋三も充実した休暇であつた。ゴーン国外逃亡に米軍イラク攻撃も晋三にとつてはゴルフと「なごみフィットネス」での治療優先。