大公報の伝へる老人「脳死」は「死刑」とあるが明報によれば路上清掃従事の老人が抗争現場で藍衣側の背後で状況をスマホで撮影してゐて巻き込まれたやう。また天水圍では15歳の抗議方の少年が催涙弾が頭に命中し「開脳」でこちらも「危殆」。
蘋果日報のトップにある昨晩深夜の林鄭官邸での局長級集めた緊急会議で夜間禁止令や区議会選実施の如何など話し合はれたやう。
この緊急会議につき政務司・張建宗が「通常の会議でみんな多忙だから夜に集まった」と。官僚も路上の障害物除去の奉仕活動に議員と一緒に参加とも提案。路上清掃くらゐしかできる仕事がないか。林鄭がお忍び抜き打ちで5分だけ参加とか。SARSの時とかもこんなことしてゐた。全くもつて無策の極み。中文大学の抗議活動持続で三日目の朝を迎へる。
今日も「暴動による混乱」続くが「もし防暴警察が撤収したら」である、このような交通機関や道路の混乱は果たして続くのだらうか。それでも乗客の乗つた路線バスへの妨害や高架から道路に物を落下させ自家用車を傷つけたりと「狼藉」数知れず。勇武派への支持も一定数あるとはいへ如何なものか。かうした「暴動の激化」が着実に期待されてゐるのだから。
今まで一度も意識したことなかつたが激しい反政府活動続いてゐる中文大學、浸會大學と理工大學は9號→1號幹線道路の大動脈に並んでゐたのだつた。この3校が幹線の道路封鎖するとは。
林鄭の所為で陸の孤島にされてしまつた西湾河。自動車がとても少なく交通信号がついてなくても安全。年寄りもゆつくり道路を横断できる。
西湾河の壁には中文大屠殺とまで書かれてゐる。もう観念の世界。MTRも路線バスもないなか(かろうじてミニバスが走つてゐる)西湾河からはやはりMTR不通となつてゐる観塘への渡し舟にかなりの乗客。
林鄭の所為で学校が休みになつてしまつては子どもたちは遊ぶしかない。
林鄭の所為で仕事が早く終はつてしまつてみんな早酒にでも酒場に寄るしかない。だが昼休みにはこのあたりでこんなに抗議デモに参加してゐる。
その英皇道には自動車道に割れた煉瓦がたくさん撒かれ幼な子が煉瓦で積木遊び。
帰宅してまるで馬生師匠のやうにキクマサを飲む。「志ん生のやうに」といふにはまだ酒の量も間違ひも少なすぎる。食後に福元湯圓を頬張る。やはりこれは美味い。胡麻飴がじつによい。
今日の大公報で抗議方勇武派の私刑残虐ぶり告発。8月13日の香港空港で虐待された環球時報「記者」はあつても同日に抗議方に囲まれた深圳福田公安?の徐君は出てこないか……まぁボコ/\に私刑される前に香港警察のお手柄で脱出できてはゐる。
今晩もまだ紅磡海底隧道の料金所の打毀しなど抗議活動続く。