富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

林鄭棄捨?

農暦九月廿日。晴。新しく買つたSandiskのDual Drive USB Type-Cメモリが小さすぎる。すぐに紛失しそう。キーホルダーか紐か何かつけたかつたが、かなり細かな作業に。


f:id:fookpaktsuen:20191019124354j:image

f:id:fookpaktsuen:20191019124358j:image

f:id:fookpaktsuen:20191019124350j:image

f:id:fookpaktsuen:20191019124418j:image

何十年も前にインドネシアだつたかの海岸で拾つた面白い貝殻?をつけてみる。
f:id:fookpaktsuen:20191019124415j:image
さらに上野〈道明〉の組紐も。これでメモリ紛失したら損失が大きすぎないか。


f:id:fookpaktsuen:20191018084247j:image

f:id:fookpaktsuen:20191018084243j:image

一昨日の林鄭施政方針演説受け今朝、RTHKの英語チャンネルに政務司のMatthew Cheung(張建宗)出演し市民と電話での問答は林鄭代罪羔羊の如し。

f:id:fookpaktsuen:20191018144438j:plain

市民の声は林鄭演説が住宅や社会福祉で項目挙げるばかりで目下の深刻な政治問題につき何ら具体的な対応を見せられぬこと、そして警察暴力の独立調査委設置できぬことへの苦情。政務司は社会の安定最優先で、そのためにいくつもの生活環境改善のための提案を政府はしたもの、警察も暴力化する抗議運動に対して治安維持に尽力しており警察行為については監警會が精査中なので、その結果を待つてほしい、現時点では独調委設置は検討してをらず、と。69に反送中で100万人デモがあつても政府はその世論を無視し塘防犯条例改正立法化を曲げず612に立法会審議を実力阻止しようとした抗議活動を政府は警察力で武力鎮圧したわけで、これが「切っ掛け」。少なくともこの612と721の元朗暴乱の総括必須なのだが警察力だけに頼る林鄭市役所はそれができない。一人の聴取者曰く警察への独立調査できずの監警会に英国北愛蘭警察監察に功績のクリス=パッテン元香港総督招聘しては?と妙案。政務司「すでに監警会には海外から専家をり」と。

蔡子強: 酷吏之限:未能明白「政治問題不能政策解決」 - 名家政評 - 謎米香港 - Powered by Discuz!

f:id:fookpaktsuen:20191019131946j:image

西環集中營:京最後一張牌 棄777保選情 - 季陶 | 蘋果日報

11月の区議選立候補締切られこのまゝでは泛民主派圧勝必至。たかが区議会だが行政長官選挙の選挙人1,200名のうち区議会枠は117名で、それが民方となると1割は大きい。北京中央がこの香港区議選に最後のカードは林鄭更迭。林鄭の棄捨は遅かれ早かれ既定のこと。ならばそれを早めることで区議会選で建制派に少しでも有利に。また警察暴力の独調委設置で(監査を612と721に限つてでも)怒りの民意を少しでも鎮められるのでは?と。あくまで大事は中共統治力であり、それに利がなければ林鄭も港警も抹殺されるか。

下周出獄 陳同佳願赴台受審 管浩鳴勸自首 港律師:等同送死 | 蘋果日報

反送中は林鄭が昨年台湾で起きた香港から旅行者同士による殺人で殺害者が香港に戻り香港が台湾と犯人引渡し能はぬため香港の逃亡犯条例改正企図したもの。その殺害者男子は帰港後、被害者女子の銀行口座から現金引出し等の窃盗罪で逮捕され入獄してゐたが来週半ばに出所。これにあたり青年は出所後、台湾に戻り自主を決め林鄭に来信。(結果論だが)それなら逃亡犯条例改正など要らなかつたか。

Condemning protest violence in Hong Kong won’t solve the problem – not when police are part of the problem | SCMP

昨日の日剩に香港大律師公會で副主席の蔡維邦弁護士が弁護士会の抗議活動暴力容認に疑問投じ副主席辞任のこと、また陶傑先生が抗議活動の浪漫化は必然性もありといふこと書いたが、昨日のSCMP紙で蔡弁護士の師匠である香港法曹界の重鎮Lawrence Lok(駱應淦)弁護士が寄稿し弟子の発言戒める。この了見に敬服するばかり。

...many, including large sections of the local public and numerous members of the international community, do sympathise with these young people who are prepared to forgo their own liberty, safety and even their lives to give voice to a cause supported by many to change the injustices of the current establishment, which refuses point-blank to listen and to give way.
It is worth remembering the government’s ill-advised attempts to pass the much deplored extradition bill were halted only, and perversely, after many young people forcibly blocked entry into the Legislative Council due to pass the bill and engaged in violent clashes with the police. The recalcitrant stance of those who govern plays a large part in sowing the seeds of violence.