富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

香港人権法造勢大會

農暦九月十六日。台風19号は何十年に一度の威力だつたが地球の気候変動でこれからこのやうな台風が何年に一回は来襲するのかもしれない。

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香港では平日の晩もどこかで何かしらの抗議活動と警察の鎮圧が続く。


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米国で〈香港人権與民主法案〉審議近づき香港では今晩〈香港人権法造勢大会〉なるものが中環で開催され警察がマスク禁止法案以降初めて不反対通知出す。この主催者発表で13万人(数万人)の「集会」に開催反対しては米国がそれをまた叱りHK Human RIghts & Democracy Actに悪影響あつては、といふ配慮か。

Hong Kong protesters fill Chater Garden and spill onto nearby roads in Central, calling for United States to pass democracy act | SCMP

いずれにせよ「集会」は認められたが集会後に道路に溢れゝば道交法ですら取締り可。警察もさすがに道路を歩いただけ、マスクをしてゐるだけでは逮捕しないが道路占拠など実行すれば身柄拘束に躍起になる。この周末も200人余が身柄拘束されたのだといふ。どれだけ若者を退治しても運動が減速するどころか過激化し〈和理非〉な市民の彼らへの支持も減らず。林鄭の目論見は全て失策ばかり。
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林鄭は基層家庭に育ち中学では学年トップの優秀な学生で香港大学に進んだのだが「坊主憎けりゃ」ぢゃないが中学時代の写真を見ても人相が悪いといふか悪相が出てゐないか。この目の「睨み」が今も全く変はつてゐない。
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▼本日、英国議会新会期開会式にあたり女王陛下が施政方針演説。あ、さうかと合点したのは香港で林鄭の施政方針演説は明後日(16日)だが香港英国統治の時代からの慣しで立法会の会期は英国に倣ひ、英国で女王の施政方針演説あつて、その数日後に香港で総督が施政方針演説。

▼昨日、台風関連のニュースを見ようとしたらNHKで昭和59年のドキュメンタリー〈皇居〉の再放送あり。これをネットのストリーミングで今日見る。

NHKドキュメンタリー - あの日 あのとき あの番組「皇居 知られざる世界」

ブルネイ国王が国賓として来日、その皇居での晩餐会から始まり宮内庁、侍従や内舎人、侍医の役割、仕事ぶり等随分と肉薄した内容。総理が中曽根大勲位で皇居では侍従長が入江さん、実務を卜部侍従が仕切つてゐたころ。今こゝまでできるかどうか。相政さんがブルネイ国王晩餐会の前に礼服に着替えるところで鈕が云々と話ながらカメラの前で着替え江戸っ子らしく「よし、一丁上り!」とお元気。