夏の暑さ盛りは陰暦六月後半で大暑過ぎれば秋めき暦の上では文月は初秋だが炎帝北上で欧州で摂氏四十度超へ日本も炎天下、釜石が朝イチで国内最高で33度、旭川が明治21年の観測開始以来初の熱帯夜の由。香港は昨日の熱帯性低気圧の余波か朝から大雨終日歇まず。
出がけに長靴とレインコートで完全装備のはずが水たまり歩いてゐて何か靴中で嫌な感じと思つたら靴下濡れてゐる。何うやうら長靴の靴底のゴム劣化で浸水。
728の抗議者44名起訴のあと律政司内の検事らが匿名で律政司・鄭若驊による政治圧力について公開信を発表。律政司といへば特区初代の梁愛詩も政治的であつたが梁愛詩には信念のやうなものあり、それに比べ鄭若驊は浅慮のまゝの判断ゆゑ余計に怖い。
特区政府初代検察トップ務めた江樂士(Grenville Cross)が「檢控人員發表政見損中立性」とこの匿名での鄭若驊批判に再批判してみせたがお雇ひ外国人・江樂士こそ中共べつたりで中立どころではない。
前警務處處長の李明逵も今となつては歴代の警察トップの中ではマトモな方だつたと思はされるが反送中では「我以前是執法者,絕對贊成修例,因為這是原則性的問題。犯罪者就應受到法律制裁,有效的執法亦需要有效的法律,香港作為國際性的城市,若無法移交或引渡逃犯,就會成為逃犯天堂。」(大公報こちら)等と語つてこそゐるものの1997年返還前の若き李明逵の「予言」は興味深いものあり。
解放軍もこんなもの見せれば香港市民の間で治安と解放軍への信頼高まると思つてゐるのかしら。
セブンペイが政府推進のキャッスレス決済市場から先づ脱落。先週金曜日にJ-WAVEのカビラさんの番組でもコメントしたが日本のスマホ決済は業者多すぎ。中国は日本の10倍の市場でAlipayとWeChatPayのみ。寡占だけど何て効率の良いことか。PayPayが何うか知らないが、それとLINE Payで十分なのでは?
「わかば」と「エコー」の発売終了なんて……と思つたが(調べてみると)何と日本で「わかば」は昨年の売り上げ8位、エコーが11位。10年前にはトップ20位にも入つてゐなかつたのだが禁煙に走るのはマイルドセブン(メビウス)系の軽いタバコ吸つてゐる意思の弱い人たちなのだらう、「頑固なスモーカーの支持」でセブンスターが10年前にマイルドセブンから首位奪還、そして全体的に喫煙者が減るなかバカノミクスで社会貧困化に耐えつつ頑固な昔からの大人たちは「わかば」「エコー」といった低価格のタバコをけしてやめないできた結果が、この堂々たるランクインなのではないかしら。それが販売終了とは。