富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

新西蘭は基督城での清信人殺戮について

農暦二月初九。晴。知己からSMSで映像が送られてきて何かと思へば気軽な音楽が流れる自動車運転の映像が暫く続き自動車を止めて運転手が車を降りハッチバックから機関銃を取り出し清真寺らしき建物に入ると入り口にゐた人、廊下で遭遇した人、祈祷室にゐた人を次々と銃撃してゆく。パタパタパタパタと機関銃の乾いた銃音。逃げ惑ふ人も次々と乱射してゆく。倒れて蠢く人々も更に撃つ。よくある銃撃戦ゲームのやう。射撃手は大方目のつく人を殺戮し終はるとハッチバックの車に還り清真寺を後にする。……この映像が何なのかわからずにネット上に数数多流れるわけのわからない映像、画像の類ひと何も深く考へずに日常に戻つた迂生。そのあと新西蘭は基督城の清真寺で白人至上主義のキチガヒが多くの清真信徒を殺戮とネット上のニュースメディアに速報が流れ先程アタシが見た映像が紛れもなく、その現場でキチガヒが自分で異教徒殺戮の現場を撮つてゐたもので、それがネット上でニュースよりも早く拡散されてゐたものだと知る。昔からキチガヒが人を殺すことはけして珍しいことではなく殺された人は何とも悲劇だが、かうしたキチガヒ沙汰は人類が生まれた時からずっと、そして今後もけして失せることもなく続く出来事なのだと信じてゐる。全ては、このキチガヒは突然変異で生まれたのはなく、米ソ対立の冷戦といふ「安定した戦後」が崩壊し世界の見た目の修羅場が中東のイスラム圏となり、そこにアルカイダやISISといふ新しい的役が作られ彼らが悪役を演じるなかで「イスラム憎し」といふ感情が熟成され彼らを、何の悪気もない陋巷のイスラム人をも含め粛清しないといけないといふ馬鹿な考へがキチガヒにとつて神から与へられた厳命のやうに狂信されてゐるのだから始末に追へない。たゞアタシが最も怖いのは、今日の殺戮の映像がニュースより先にネットで拡散され、事実、それを見たアタシが何も動顚することもなく冷静どころか何ら感情もなく映像を見てゐたことで、何とも21世紀的な狂気を感じる。

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燈刻、北角で洪記に寄り陋宅での常飲酒調達。Famous Grouseのウヰスキーとジンはゴードンのロンドンドライ。Famous GrouseがHKD88(1,250円)でGordon’sのジンがHKD125(1,770円)なのだ……それも1ℓ瓶で。


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倫敦や東京よりかなりの安値。もう十数年間飲んでゐるが脳に支障きたすことも幸ひないやうで偽酒ではないらしい。


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帰宅の途中、久しくカレーライスを食べてゐないな、とふと思つたら陋宅の扉をあけると咖喱の匂ひ。いくつになつてもカレーライスが美味い。ゴディヴァのチョコレート頬張る。

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上述の基督城にて伊斯兰教徒殺戮のキチガヒが発表してゐた声明文の膨大な文書の中で理想的な国家体系として挙げた国家政府のなかに中共があつたといふ。このキチガヒにとつて支那人も黄禍の災ひだらうが少なくとも中共の漢族独裁での伊斯兰人やチベット族弾圧は、このキチガヒにとつて理想的な政策なのだらう。