富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

農暦正月十一日

農暦正月十一日。曇。早朝に乗る陋宅前始発のミニバス漸く今朝から満員に。つまり地元の学校は初十まで春節連休だつたわけだが今年はカレンダーの曜日が上手い具合で大晦(4日)が月曜であつたから、これも休みとすれば2月1日から14連休だつたわけで学校によつては今日が金曜なのをいゝことに今日も休みにして週明けまで17連休決め込んでゐるのだから大したもの。それでも子どもたちの学力が低下するわけではない。陋宅水漏れ問題(12日目)。午前中、管理事務所の連中が来る。青二才は自分が今日来ると昨日約束したのに今日は休暇ださう(心労かw)。で別なスタッフが修繕担当を連れてきる。(以下、立ち合つた家人の話)修繕担当のオヤヂは今日になつても漏水の原因はトイレ用水だと言ひ張る。そして「もう一度、元栓を止めてみる」と提案。それは一昨日しただろ、だが水圧メーターつけて、なら試すべき。

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確かに水圧がかなり下がり水漏れあるのは事実。よつて「水漏れはマンション全体の水道管によるものではなく室内の配管だろ、トイレの水だよ」と修繕のオヤヂ。トイレの鹹水なら上水道の水圧が下がるワケねーだろ、アホか。それでも水圧メーターの数値見せられると「一瞬、えっ……やはりウチが原因か」と気が萎えたが、これを先日来たAmex手配の親方に伝へると台所や洗濯機、寝室の風呂場など少しの水漏れでも水圧は下がるもので一概に、洗面所の漏水がウチの水管とは断定できない、と。いずれにせよ青二才の代理で初めて陋宅の現場に来た彼女は当方で「工事会社を手配してほしい、管理事務所から紹介した業者なら水漏れが仮に主水管が原因なら、その場合は責任をもつ」と説明の上、修繕工に(当方の要望通り)タイル壁のコンクリートを砕き漏水がスラブに多く流れるようにしてくれ、その上、吸水機を水漏れが解決するまで使っていい、と置いていつてくれた。最初から青二才ではなく彼女が担当だったら……。香港は女性の方が判断を伴う良い仕事をする。


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晩に九龍の佐敦。上海街の閑かな酒場で啤酒一飲。知己を待ち今晩は台湾ナントカ火鍋のつもりだつたが予約お任せしたら失念されてゐて電話すると三日爆満といはれ仕方ないので日曜日も来たばかりの廟街のネパール料理・マナカマナに飰す。


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食後に甘味は?といはれ、この近くだと明記糖水?と思つたら寧波街にある佳佳甜品店にしませうと言はれ行つてみると長蛇の列だが客の回転早く10分も待たず着座。まぁシンプルで美味至極。

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銅鑼湾のバーSに独酌して晩11時前に帰宅。