富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2018-07-28

農暦六月十六日。晴。土曜。先週末に続き今週末も休む。午前中ジョギング。昼に冷麦啜り午睡。夕方ふらりと湾仔まで出かけ電脳中心ぶらつき炮台山。寿司加藤に早酒。一端帰宅して晩遅く太古城の映画館でTom Cruiseの“Mission Impossible”の新作“Fall Out”見る。昨日、散髪の途中で映画の話になり007とMission Impossibleだけは続けて見てるな、あれ、さういへば後者の最新作って?どこかで広告だか見たな?と思つたら昨日が世界初日(日本は一週間後)。前回は英国政府が随分と米国視線でおちょられたが今回はフランスが揶揄はれた感あり。敵は秘密組織にせよそも/\形の上では堂々と巴里のグランパレで開催されるオークションにわざ/\伯林から飛んで空から決死の空中ダイヴをしなければならないのか。自動車は前回同様に倫敦だらうが巴里だらうが映画スポンサーのBMWなのが一番違和感あり。電脳は前回がDELLでかなり違和感あつたが今回はAppleなのだつた。前回に比べ物語がかなり大きくなりすぎアクションも何だか007も真っ青で「やりすぎ」の感あり。かうして拡張主義はいつか限界となる。それにしても日本の映画ポスターってどこか昭和の活劇風。この映画を記念したBMWスペシャルって日本以外でも売つてゐるのかしら。
▼人口の多すぎる国が良い法によって立派に統治されることは非常に困難。政治単位の人口は「一目で全体を見渡せる程度」が望ましい。(アリストテレス
▼(災害などで)今は非常時だから政府を批判せずに協力しようという言葉に納得しそうになりますが、そこに欠けているのは「では、その政府に批判力が欠けていたらどうなるのか」という視点です。(山崎雅弘)