富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

fookpaktsuen2018-04-01

農暦二月十六日。耶蘇の祝祭連休の三日目の日曜日。依然体調芳しからず。官邸で粛々と残務処理。陽暦では日本は新年度の四月一日。日本では各地の新聞に公立学校校長らの異動が大量に載り慌ただしく新年度の準備で一週間後くらゐに入学式だと思つてゐたが四月一日早々に慣例で入学式をする学校もあるとは知らなかつた。かなり慌たゞしいことだと察するが、新聞にあつた宮城だつたか岩手の学校の写真を見ると小学1年生の子どもらは七五三のやうな晴れ着姿。他の学校でもさうだらうが親も父親はスーツ姿で母親は着物でまぁたいそうなこと。日本ほど学校の入学式、運動会、卒業式が晴れの式典で挙行されるのは世界でも稀。なぜ明治以降にかうなつたのたのかは日本の社会史研究の上で重要。それだけ学校教育への依存が高く、それはそれで良いやうでゐて様々な問題含むこと。ソメイヨシノの咲くなか入学も晴れ/\しいが今更見直しなどできぬ明治近代以降の日本のエセ伝統の、4月の入社式も含め、この見直しできなければ日本社会の多くの問題は改善されまい。だが東大ですら9月入学を断念。世界の中で唯一こんな会計年度に合はせた日本の奇妙。