富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

fookpaktsuen2018-03-11

農暦正月廿四日。快晴。中共紙『大公報』が「急告」と親中派への投票呼びかけるなか朝イチで立法会補選投票済ませ紅磡へ。某ホテルのカフェで急ぎの面会あり。東鐡で火炭站。週末の競馬でほとんど競馬初のお三方お誘ひして 「馬場」の站での待合せは面倒なので火炭から正門へと「正規ルート」で入場。競馬日和。百勝廳に飰す。競馬しながらもやりのこしの仕事ありノートブック持参でとお恥ずかしい限りだがいゝ加減な予想の割には的中率高く第9レースまでで4レース単勝当ててゐたが最終レースで応援するMF Poon騎手騎乗のエベレストといふ名の馬を完全に見逃し集中力の無さに我ながら呆れるばかり。晩になり午後九時半だつたかの投票前に親中派御用政党が「投票終了前に最後の1票を!我々に、香港の法治と安定のために!」と街宣車でうるさいったらありゃしない。
▼立法会補選。今朝投票所で随分と閑散としてると思つたがやはり46%と低い投票率。誰が投票に行くかといへば建制派の組織票。良識的な票数がかつては一定数、汎民支へていたが佔中、雨傘騒動以来、殊に今回の補選の原因となつた前回選挙で当選の港独か反北京的立場とる当選者らの稚拙な行動に呆れた市民が今回もはや民主党のやうな中道左派穏健派すら支持する意欲も失せたか。
毎日新聞が森友疑惑につき「財務省が10日、書き換えを認める方向を固めた」と1面トップ。しかも佐川君が書き換へを指示したとまで。これを明日(12日)国会に報告する方針の由。どうせ晋三はこれも「私が結果が出せるよう全力で取り組んでもらいたいと言ったから明らかになったことなんです」とでも自分の成果だと堂々と開き直るのだらう。豆腐の角に頭ぶつけて……である。読売新聞のさすがに1面トップ。

⇧オリンピックは平和やアマチュアリズムを謳う。だが内実は「創られた伝統」であり、それらが「正当性」を人々に誤認させる「象徴的権力」になっているという。そのうえ国の介入はボイコット騒動を招き、放映権の高騰はルールまで変えさせ、主役のアスリートを考慮しない。そんな政治や商業主義の肥大がオリンピックを左右してきた実態を石坂さんは具体的に示す。「2008年から長野冬季五輪の10年後を現地調査しましたが五輪がもたらすとされる経済効果は乏しくレガシー(遺産)どころか残ったのは多額の借金でした」2年後の東京五輪パラリンピックへの懸念も語る。誘致時には開催理念に大震災からの「復興」や「コンパクト」を掲げ、原発事故については安倍首相が「アンダーコントロール」と公言。エンブレム問題や競技場問題でも揺れ、開催の意味を問う声も出た。「復興の看板は実質的に下ろされ、オリンピックが原発事故を隠しています。そして開催費用はインフラ整備をふくめ3兆円を超えそうです。政治・経済・報道が連動して五輪を盛り上げる日本では1964年の東京五輪と同じように閉会後は開催前の混乱などまるでなかったかのごとく美化されるのではないでしょうか」