富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

鄒文懷(Rymond Chow)逝去

農暦九月廿五日。曇。恐ろしく忙しく且つ忙しい理由が何とも呆れた狂言に付き合はされての結果でへと/\。


金庸に続き映画会社・嘉禾(Golden Harvest社)の創業者、鄒文懷(Rymond Chow)先生逝去。享年九十一。1927年に香港出生、上海の聖ヨハネ大学(聖約翰大學、こちら)に学び(僅か半世紀でなんと傑出した卒業生の多いことか)香港に戻りスポーツ関係の記者になつたあと邵逸夫(Sir Run Run Shaw、1907〜2014)の映画会社・邵氏兄弟(Show Brothers)に入り1970年に邵氏を離れ独立。この袂分かつ契機は邵氏が映画からテレビへの業務転換を図る中で鄒文懷が映画製作に拘つたためといふ。嘉禾は李小龍カンフー映画で世界的ヒットを次々と放ち、それと同時期にコメディで許文冠の〈天才與白痴〉など日本ではMr Booシリーズもヒット。新加坡出身で父が映画プロデューサーであつた蔡瀾が東京で日芸に通ふ頃には邵氏の日本駐在のマネージャーで、香港に戻り邵氏に入り鄒文懷の嘉禾独立で映画制作部の副部長になりジャッキー=チェン作品の制作手がけ、これも大ヒットといふ香港映画の最盛期が嘉禾のこの時代。嘉禾の最後のヒットは1990年の〈忍者亀〉で香港映画衰退で鄒文懷は嘉禾の権利を2007年に内地富豪に売却し引退。また一人、戦後香港のカリスマ的人物が仙遊となった。
「紛争地を見に行く存在、必要」安田さん帰国後初会見 https://t.co/PlfuRYnVlG 外国人記者「謝罪」に違和感……そりゃさうだろ https://t.co/Wd9iZwJ0XX