農暦九月廿四日。快晴。新暦では十一月。もう今年もあと二ヶ月しかない。微妙な神経的焦り。気温は朝が摂氏23度で昼は28度だといふが湿度が20数％であるためか風はひんやりとして肌寒い。朝日、毎日の夕刊はトップで辺野古の工事強制再開報じてゐるがNHKのNW9ではトップニュースは前晩の渋谷でのハロヰンの乱痴気騒ぎで次のニュースは生体認証に潜む危険性。で辺野古工事強行は番組開始から15分後の３本目で３分ほど。官房長官菅某は「丁寧に説明を続けながら工事を進めたい」と、これぢゃ民意もなにもなし。
香港のリンテイゲツガ行政長官が行政長官として初の訪日。行政長官訪日ぢたい７年ぶり。前任のCY梁は５年の在任中に公的には訪日してゐないことになるが、これも結局のところ2012年の中共での反日で日中関係冷え込み「一国両制」の香港も中央政府に靡き行政長官の公的訪日もまゝならなかつたものと思ふ。ふと思ひ返せば４年程前だつたか港日関係に大変良い或る計画が発案され、それの実現に向け懇意とするCY梁に直接その提案をした御仁があつたが、それも港日関係とはいへ中央の理解がないと進まないといふことでCY梁は個人的には趣旨に賛同できても難しいとしたのは当然のやうに当時の日中関係の冷え込みゆゑだつたのだらう。このリンテイゲツガ訪日に合はせ香港からは総領事はじめ各大手日系企業の香港代表らも多くが東京へ。
