農暦九月初八。雨。朝のテレビで「地下鉄全線が運転に遅れ」と報じてゐて「その程度か」と思つてゐたら新しい運行システムが始発から不正常で全線が手動での運行制御となり(運行史上初)台風や豪雨警報なら通勤通学客も家出控減るところ普通に動いてしまひ驛舎は乗客溢れ大混乱。
実は通常の25%しか列車が動いてゐなかつたのだといふ。事故もさることながら緊急対応の甘さもMTRに非難轟々。復旧まで6時間要したといふ。
▼仙谷由人先生逝去。旧社会党の良心。代議士引退後の弁護士事務所がニュー新橋ビルに、といふ渋さ。和仁さんによると1992年に香港軍票被害者調査で来港の由。香港の保釣活動家たちが魚釣島で逮捕されたときに事態収拾に動いたのも仙谷官房長官だつたといふ。
仙谷先生といへば「自衛隊は暴力装置」発言。自衛隊が合憲違憲の判断以前に「暴力装置とは何事か」とは、と民主党の非常識を非難され、先日亡くなった佐々淳行センセイは文藝春秋2011年5月号「統一地方選で民主党に「天罰」を」で仙谷君の自衛隊暴力装置発言が佐々には「侮辱」と怒り心頭。だが仙谷先生ほどの頭脳が語るのは一般的な暴力ではなく「国家のみが戦争での殺人行為や死刑などの暴力が法規以上に認められてゐる」といふ謂はゞ崇高なぼどの国家機関=暴力装置観。萱野稔人『国家とはなにか』(以文社、2011年)あたり、この国家=暴力装置の理屈がわかりやすい。
だが、こんなことはなか/\市井では理解されず。亀井静香先生は故・後藤田正晴・元官房長官と仙谷氏を重ね合わせ「骨太の私利私欲のない男だった。今はあまりそんな政治家、いなくなった。英傑落ちる、だよ」と(朝日新聞)。
Joao Moreira poised to make stunning return to Hong Kong https://t.co/V0wMktreTv via @SCMPRacingPost
— 富柏村 (@fookpaktsuen) 2018年10月16日
えっ……マジ?でもわかる気がするなぁ、Size師にとつてはモレイラ騎手と香港競馬での金字塔を建てたいでせう。
美領館接港獨團體請願信 https://t.co/vv8BBRQgmv
— 富柏村 (@fookpaktsuen) 2018年10月15日
香港独立団体が政治的圧力抗議で米国総領事館に請願って運動方針としてどんなものか。