富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

農暦九月初八。子どものときから神経性なのか、すぐにお腹が痛くなる。とくに朝、家を出てから。ライオンの腹瀉止薬「ストッパ」評判を聞いたがほんとに速攻で効くのか、1錠持ち歩いてゐて今朝、それほどでもないが腹が痛くなり始めたので呑んだら数分で効果あり。30分後くらいに一瞬、喉がとても乾いたくらゐ。この服用でけして便秘にならないのも事実。早晩に家人と金曜で賑やかな銅鑼湾で待ち合はせ広島ばくだんつけ麺啜り中環へ。市大会堂。香港蕭邦ソサエティのコンサート四晩目で私は二度目で今晩はバッハのピアノ(原曲はチェンバロ)協奏曲の特集。ピアノは香港ピアノコンクール歴代の優勝者四人で指揮は傘寿のJosé Serebrierが振り楽団はこのフェスティバルのためのCity Chamber Orchestra of HKとLogos Quartetによる混成。最初はチェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052でピアノは1台。この曲はヴァイオリン協奏曲ニ短調が原曲なので馴染み。次が2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV1061で、この曲だけは演奏が最初から噛み合はず。中入り後は2台のまま第1番ハ短調 BWV1060に続き3台のための協奏曲第1番ニ短調 BWV1063、そして4台のための協奏曲イ短調BWV1065は4棹のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ロ短調(ヴィヴァルディ)として耳に慣れてゐる。