富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

台南から台北へ

fookpaktsuen2017-03-18

農暦二月二十一日。早朝の列車がレールと軋む音で目覚めると朝六時。寝ぼけたまゝバスルームでトイレに座ると便座のあまりの熱さに飛び上がる。尻を火傷するほど。ひりひり。一昨日下榻の際にもウォシュレット電源入らず技師が来て修理したが今度は電源切れず温度設定は低温でも高音どころかサーモスタット働かず触るのも厭ふほどの高温。朝食のあとハウスキーパー呼び事情説明して今度は技師が便座ごと取り替へる作業。午前9時には退房するのだが直しておいた方が次の客には安全。要修理と言ひ残していくのも不安。修理の間、ハウスキーパーが部屋の入り口に立つてゐるが暇さうなので勤務シフトのことを訪ねたり(彼女は早番で朝7時半から午後4時)アタシの携帯用ウォシュレットを見せて笑はせたりアタシは寅さんか。チェックアウトの際にレセプションで聞いたらシャングリラとSQの提携で宿泊ポイントはいずれにもつく由。台南を09:36発の自強号で台北に向け出発。1時間前の自強号は一昨日の時点で満席だつたが、この列車も立ち客多し。高速鉄道開業で台鐡の長距離優等列車は廃止か?と心配されたが、この混雑。いかに市街地から離れたところを走る高鐡が不便で台鉄が好まれるか、の証左。この列車は丁度、昼前に彰化から山線を台中に入るので站に停車中にホームの弁当売りから弁当買ふはずが彰化も弁当売りはおらずホームの売店は遠く台中は手前から高架線になつてゐたがホームには飲み物の自販が1つだけ。駅舎は昔のまゝだが巨大な現代建築の覆ひがかかつてゐた。豊原の站舎も新築中。弁当は車内販売で来たには来たが予約客!に限定販売とは。そんなシステムがあつたとは知らず。このまゝ台北までヒモジイ思ひか。すると弁当をもつて歩いてくる乗客がゐて、どうやら1号車から車内販売でフリーの弁当販売が始まつたやう。ちょうど昼どきであるし、他にも席を立ち買ひに行く者をりアタシも慌てゝ1号車へ。結果かなり大量の弁当を台中で積んだらしく余裕あり。台鐡といへば車内での弁当だからこちらも必死。台北には2分遅れで13:52着。地下コンコースの鳥人間にご挨拶。捷運1站で中山站に着きリージェントホテル並びの台北中山ambaといふ新しいホテルに投宿。台北のホテルの老舗アンバサダーホテルが近くの銀行だつたかのビルを改修してコンセプトホテルにしたもの。なか/\ミニマイズされた空間で十分に快適。夕方、双連から夜市の立つ準備が賑やかな寧夏路、長安西路から太原路の問屋街を散歩。少しだけ買ひ出し。圓環は戦後のバラックが10年以上前に閉鎖となり前回こゝに来た時には醜悪なショッピングセンターがロータリーの真ん中に出来てゐたが最近それも取り壊され今は緑化地帯の整備中。南京西路から292系統のバスで敦化市民まで行き、いつもの如く陸光小館に夕餉。292系統のバスで南京林森まで乗りホテルに還るとまだ8時前。観光夜市も興ざめ、飲みにいく関心もなく宿でごろ/\。