富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

fookpaktsuen2017-01-16

農暦十二月十九日。早晩に突然、上海I君より連絡あり湾仔で独飲中といふので湾仔へ。Coyoteといふバーで寒いが啤酒飲みたく「室温のはある?」と尋ねるとバーテンダーがどの銘柄でも裏の倉庫から持ってきますよ、と優しい。他の客がかなり飲んでゐるコロナビールを使つた奇想天外なマルガリータ、これを「コロナリータ」と呼ぶらしいが、これを遊びで飲む。逆さまのコロナビールは気圧のバランスでマルガリータを飲むほどに少しずつ落ちてくる。今年初めて六國ホテルの粤軒。家人来て名前失念のチリのシラーズ2本飲む。
▼北京中央が香港の政務長官キャリー=ラムの辞任認め、このオバサンも行政長官選挙に正式に立候補表明。先に財務官辞任を決め1ヶ月余も辞任批准されずにゐたジョン=ツァンもやっと辞任認められる。北京は結局のところ政府派の候補者の絞り込み頓挫だが、いずれにせよ親北京な候補者であれば誰がなつても漁夫の利を得る、で形の上では自由に立候補できる民主主義体制が香港で維持できてゐるといふ見せかけとしてはこれでいゝのかも。それにしても煽りを受けたのがかつては親中派で最有力候補だつたレジーナ=イップ。有能な政務官だがタカ派ぶり目立ち官僚として後輩のキャリー=ラムにお株を奪はれやうとは。