農暦十一月初八。晴。気温は摂氏10度まで下がる。明日から少し暖かくなる由。天気良く香港墓地散策。もう新規の埋葬は埋葬許可ある方だけで19世紀からの古い墓が並ぶ。そのなかに花など飾られた墓もあり見てみると1949年に18歳で亡くなつた英国海軍の青年の兄弟姉妹や1952年に26歳で亡くなつた二等兵の子女が最近此処訪れてゐる。家族とは何か、記憶とは何か、と感慨無量。晩にハッピーヴァレイの寿司澄。十年前に銅羅湾でカウンター割烹として名を馳せたU氏が今はこちらにをられ食家T氏と会食。天狗の舞。T氏待つ間、カウンターの端に目立たぬやうに座つてゐるがやはり目立つご婦人連れの御仁をり誰かと思へば今、話題の、さて誰でせう? ①King Arthur李國章 ②Stanley何鴻燊博士 ③李Baby國寶 コーラ飲みながら大トロ頬張られ見てるだけで閉口。正解は①King Arthur李國章でした。寿司澄は富裕層、政治家、芸人等お得意の上客多い食肆だがテーブル席の注文に慣れぬ女給が板前に「人質ありますか?」と珍問。「人質は俺だよ、まったく」と板前(笑)。なんだい、人質って?と板前同士悩むところアタシが「酒盗チーズ」で正解。
▼首相動静(17日)【午後】5時4分官邸。18分、産経新聞掲載用のラグビーワールドカップ日本代表のリーチマイケル選手との対談。6時39分、築地のふぐ料理店「つきじやまもと」。森喜朗元首相、日本財団の笹川陽平会長、尾形武寿理事長と食事。9時1分、富ヶ谷の自宅。
安倍晋三首相は17日夜、東京都内で2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相らと会食し、16年のリオデジャネイロ五輪について「次の開催国として行かなければいけない」と述べ、リオ五輪出席に意欲を示した。同席した日本財団の笹川陽平会長らによると、20年東京五輪を念頭にパラリンピックを充実させることなどが話題になる中で、首相が言及した。また首相は、ラグビー・ワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本が善戦したことを挙げ「どこの国に行ってもラグビーの話が最初に出てきて日本がほめられた」と話したという。(毎日新聞)
@fookpaktsuen: 筒井康隆『モナドの領域』全知全能の言動は確かに痛快そもののだが、それが真剣なメッセージなのか、人を喰った悪ふざけなのか分からないところが、むしろ筒井らしい。(東京新聞・大波小波)
@fookpaktsuen: パリでのテロ事件が示すのは「文明」の外からの「野蛮」の攻撃ではなく文明自体の野蛮である。グローバル化のネット社会は文明そのものが育む暴力を世界に拡散させ、同時に結集させる。(吉見俊哉)