富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2015-10-20

農暦九月初八。昼前に元朗に行く用事あり久々にNew York Cafeで昼食。平日の昼に訪れたのは初めてでランチセットあるとは知らず。HK$88でたっぷりのサラダも盛り合はせで4ozのサーロインステーキ、それにスープとコーヒーついてサービス料不要とは良心的。ステーキも美味。今日も早晩帰宅途中にジムで走る。晩に餃子。昨日に続きNHKドキュメント72時間の録画で「国会周辺」見る。けしてSEALDsら反晋三デモに参加する人々ばかりではないが国会周辺といふセンシティブな場所を「この時期に」と思ふとNHKもそれなりに頑張つてゐるのか。このところ疲れて夕食で一杯やつてしまふと食後は不覚で寝台に倒れるばかり。
▼内閣支持41%に上昇(不支持40%)。晋三の言ふ通り安保法制反対は一過性のもので景気対策上手くやれば支持率上昇で長期政権かよ。安保関連法案に賛成は前回30%→36%で反対は51→49%と反対は一ヶ月経つても減らないが賛成が増えたのは「どうでもいい」層が核禍と同じで「喉元過ぎれば」で鈍感ぶり発揮。TPPも「食品が安くなる」で鈍感層が呼応し58%が賛成で反対は21%たらず。(朝日新聞
皇后陛下の81歳誕生日でのお言葉(こちら)より。

平和な今の時代を生きる人々が,戦時に思いを致すことは決して容易なことではないと思いますが,今年は私の周辺でも,次世代,またその次の世代の人々が,各種の催しや展示場を訪れ,真剣に戦争や平和につき考えようと努めていることを心強く思っています。先頃,孫の愛子と二人で話しておりました折,夏の宿題で戦争に関する新聞記事を集めた時,原爆の被害を受けた広島で,戦争末期に人手不足のため市電の運転をまかされていた女子学生たちが,爆弾投下4日目にして,自分たちの手で電車を動かしていたという記事のことが話題になり,ああ愛子もあの記事を記憶していたのだと,胸を打たれました。若い人たちが過去の戦争の悲惨さを知ることは大切ですが,私は愛子が,悲しみの現場に,小さくとも人々の心を希望に向ける何らかの動きがあったという記事に心を留めたことを,嬉しく思いました。

なんて思慮深い言葉。深読みも可。最後の「体調につき尋ねて下さり有難うございました。今のところ,これまでと変わりなく過ごしています」なんて言葉、なかなか出るものではない。

▼中国が7〜9月にかけ人民元下落防止の市場介入はUS$2,290億(27.4兆円)規模と米国財務省が推計を発表。常軌を逸すが、国家経済の安定が目的としても、コストパフォーマンス的にも異常。いつまでも何度か、できるわけぢゃない。一党専制堅持のため国家破綻といふのもあり得ぬことに非ず。