富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

fookpaktsuen2015-10-19

農暦九月初七。安保関連法案成立から一ヶ月。フィリピンから台湾沖に抜ける台風の影響で香港も大気悪化。早晩にジムのトレッドミルで走り帰宅。NHKドキュメント72時間、録画でホテルオークラ本館営業最後の数日の模様見る。ロビーで声をかけた最初のニューヨークから来たといふ男性二人はご夫妻、靴磨きの常連だといふ八十代の男性は古希で授かつた息子連れ……とさすが客層も十分に濃い。あの建物がなくなるのは寂しいが映像にも映る客室は確かに天井も低ければ部屋もあまりに狭いわ。あとはあの内装をどこまで新築で再び活かせられるか、に期待するばかり。
▼香港の雨傘運動から1年で、それに合はせたかのやうに、抗議活動中に高所から警察に液体かけた等の罪状で逮捕された公民党の活動家の曽某と、その狼藉に怒り心頭で曽某を拘束のあと暗所に連れ去り、そこで彼を殴る蹴るした警察7名の暴行罪、それぞれが同時に起訴され本日開審。司法トップはそれぞれ公正に裁くと宣ふが、起訴、開審を同じにする必要性はなく、これが後者の警察不祥事に対する世論の沈静化意図したものではないか、と司法当局非難あり。それぞれ審議の裁判所前に支持者と反対者集まつて気勢あげてゐたが、親政府派が「警察頑張れ」といふのは自由だが少なくても相手が誰であれ市民に暴力振るつた警察官の暴行障害で、その警官を支持といふのは見当違ひも甚しい。所詮、上からの支持で動かされてゐる運動の怖さ。
▼日経「私の履歴書」で晋三シンパ・葛西敬之の連載、彼からすると国鉄再建の抵抗勢力である敵は組合員から本社の総裁ら重役に、で三塚博瀬島龍三そして中曽根大勲位らの支持背景に、まぁ一課長の立場で重役相手に大活躍で回顧談も読んでゐる方が恥ずかしいほどの言ひたい放題。