富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

ヒソプ

fookpaktsuen2015-06-01

農暦四月十五日。月なんて何日も拝んでゐない。憂鬱な月曜日。せめて、と書籍片付けると読むのが途中で終はつてゐる本や雑誌のまぁ多いこと。
▼由緒ある寺社仏閣で油のやうな液体かけられる被害続出。米国在住の日本人医師逮捕される。キリスト教系標榜の宗教団体立ち上げた方ださうで「神社仏閣には悪い霊がゐる。油でこれを清め日本人の心を解放する」と宣つてゐるさうで油のやうな液体は中央アジアから南欧に分布すし旧暦聖書にも出てゐる紫蘇科の植物「ヒソップ」の油だとか。レビ記14章に

癩病人の潔めらるる日の定例は是のごとし即ちその人を祭司の許に携へゆくべし
先祭司營より出ゆきて觀祭司もし癩病人の身にありし癩病の患處の痊たるを見ば
祭司その潔めらるる者のために命じて生る潔き鳥二羽に香柏と紅の線と牛膝草を取きたらしめ
祭司また命じてその鳥一羽を瓦の器の内にて活水の上に殺さしめ
而してその生る鳥を取り香柏と紅の線と牛膝草をも取て之を夫活水の上に殺したる鳥の血の中にその生る鳥とともに濡し
癩病より潔められんとする者にこれを七回灑ぎてこれを潔き者となしその生る鳥をば野に放つべし

とあり、この中の牛膝草がヒソプ。