富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

The Days of Disco in LKF 80’s

fookpaktsuen2015-05-29

農暦四月十二日。雨。香港はこんな小さな都市なので芸能人や政治家などよく見かける。今日は夕方、ハッピーヴァレーの路線バス1系統の始発でバス待ちの先客が林子祥。この近くにお住まひ。先日の長雨で路傍の巨樹が、この方のマンションの駐車場に倒壊で彼の愛車、1970年代の黒のフォルクスワーゲンビートルが危なく潰されるところだつた、と記事あり。早晩に佐敦のバーWで啤酒飲んで油麻地のシネマティク。今月二度目でXavier Dolan主演の“Elephant Song”見る。前回は映像に釘付けでセリフの妙までちゃんと聞いてをらぬことにアトで気づき今日の再上映は会話じっくり楽しむ。感想は九日に書いた通りで「精神病院を舞台に真実と虚構の交叉、正常と逸脱……じつにフーコー的」の通り。精神病患者の主人公こそ正常で精神科医のカウンセリングしてゐるやうな立場の逆転が面白い。主人公亡くなつた後、医院長が病室に入り同僚の、主人公とプラトニックな恋愛感情にあつた同僚の医者相手に「かうして病室に入つたのは初めて」といふ一言の妙。映画館隣の夏記に夜食に寄ると席に着いてから「河粉は売り切れ、麺でいゝよね?」と。毎晩のことなのだらう、店の主人の客捌きの上手さ。さう言はれて「蛋河」楽しみに来たからと言つて離席も出来ず、で雲呑麺。アタシの後の客からは魚蛋も売り切れ。
▼HK Magazineの特集が蘭桂坊の歴史(こちら)。1980年代前半のDisco Discoに遊んだ時代が懐かしい。何度か回想で書いたが当時、ショートパンツではディスコに入れてもらへず門番に半夜三更に「ジーパンでいゝから」と告げられ最終の今は無き油麻地行きフェリーで廟街に行きジーンズ贖ひタクシーで蘭桂坊に戻つたのは、もう30年近く前とは。