富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

日本の敵

fookpaktsuen2015-05-07

農暦三月十九日。晩にカレーライスでロゼを飲む。Sacha Lichine Le Poussin Rosé 2014年。意外なほどに合ふ。
▼香港の税制度は本当に興味深い。納税者が人口8百万人余の香港で170万人つまり2割でしかないこと。税収の46%は法人税。そして固定資産税と不動産取引でのStamp Duty(印紙税)25%占め、所得税が20%で、この3つの財源で税収の9割、それに競馬で上前が吸い上げられHKD195億=6%も納税。印紙税が前年比8割増収で政府の税収は初めてHKD3千億(4.6兆円)超へ。日本の国家予算(96兆円)のうち43%は公債に頼り実際の税収も消費税が16%、所得税が15%で法人税は10%でしかない。香港はこれが46%なのだ。日本の税制で何がおかしいか、は小学生でもわかる。この仕組みをいじられないから自民党は安泰。
▼「海外の労働市場外国人労働者が占める位置に、日本では女が置かれてる。家庭内のケアを負わされたままなら、女は二流の労働力として低賃金でいるしかない。日本政府は育児と介護は女のタダ働きでありカネを出す気はないと言ってきた」と上野千鶴子様(朝日夕刊のインタビュー連載)。介護保険制度でやつとこれが変はるか、と期待してゐるが外国人の労働力が奴隷的に底辺労働であること、女性をかうさせたのが果たして日本政府=国家なのか、ちょっと気になる。
櫻井よしこが新著『日本の敵』って……平和な日本にとつて誰がいちばんに日本の敵かしら、まったく。