富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

fookpaktsuen2015-03-26

農暦二月初七。寒い。最上階の客室は廊下も窓側も風が吹き晒し。客室は暖房もなく昨晩は毛布だけでも貰はうか、とフロントに電話すると温風ヒーター持つて来てくれる。今日も雨。休閑場所なので朝食は七時半から。当然、口開け。アタシには4日分か?といふほどの中式の朝餉。食すのに1時間かゝる。部屋に戻り山の緑を愛でつゝ入浴。さすがに休日が続くと新聞も雑誌もネットでオンタイムで読めてしまひ手持ち無沙汰。正午に退房。たゞ毎週木曜日は大浴場の清掃で午前中は入れない、といふので何だか損した気分だが「午後でもどうぞ」と言はれてゐたのでお昼から入浴。微睡含め2時間余。ホテルの車で新店まで送つてもらふ。捷運の(西門から中山の区間が昨年繋がつた)松山新店線で市街をぐるりと時計回りで南京復興へ。Les Suites Taipeiの慶城店に下榻。噂には聞いてゐたがサービスは至れり尽くせり。チェックインで悠々カードつきスマフォの貸し出し、24時間何かしらの飲食可のラウンジに案内され、部屋も「ここにこれがあれば」が至るところに何でもあり。まぁ細かい気配りだが係員は部屋の片付けは手間かゝるだらう。早晩に出街。復興南路下り微風広場といふところで紀伊国屋書店発見できず(5階とあるのだが)。外省人国民党系?の陸光小館で夕餉。雨があがる。忠孝敦化まで漫ろ歩き。誠品書店敦南店。国立台湾文学館刊・台湾当代作家研究資料𢑥編『白先勇』、蔡明亮『郊遊』と『䧮藏地圖中的日治台灣真相』の三冊贖ふ。路線バスで敦化南路北上し南京東路(台北小巨蛋)。日本製薬品専門店の品数の多さ。宿に戻り『䧮藏地圖中的』眺める。陸傳傑といふ地理雑誌の編集者が日本の台湾統治時代に作成された地図、それも地形図から水路、鉄道、農林業等の専門地図まで蒐集して地政学的に分析してみせる妙。地形図などは見慣れてゐるが治水と上水道の整備から台北の都市化分析は大切。
▼二週間前のThe Economist紙の特集“Made in China?”(こちら)で世界の製造業の25%占める中国製品、これは事実としてGlobal manufacturingとしてポスト中国がだうなるのか、といふ話。

And even when places like India or sub-Saharan Africa prise production from Factory Asia’s grasp, another problem remains. Manufacturing may no longer offer the employment or income gains that it once did. In the past export-led manufacturing offered a way for large numbers of unskilled workers to move from field to factory, transforming their productivity at a stroke. Now technological advances have led to fewer workers on factory floors. China and its neighbours may have been the last countries to be able to climb up the ladder of development simply by recruiting lots of unskilled people to make things cheaply.

非熟練工多数雇用し低賃金で廉価製品を作り輸出し経済成長遂げるといふ、まさに戦後の日本が始め東南アジア、中国が襲つた経済成長モデルはもはや後続はない、といふ。