富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

香港では台風が来ても出勤すべきか迷わない【朝日新聞 論座】


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 大公報と蘋果日報で一面トップのネタ一緒はあつても味方が賛成と反対で激突するが今日は珍しくネタが一緒な上に主張も大差ないのは香港証券取引所が英国の倫敦証券取引所LSE)買収提案発表ゆゑ。

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銅羅湾のLockhart Rdで昼時に義順牛奶公司通りかゝると内地客の行列もなく店内も数組の客のみで閑散。歩道の行列のための黄色のテープも虚しい。内地客激減で 香港の経済衰退が唱へられるところ林行止専欄が「待った」かける。

經濟衰退香港受累 摧毀公物促進增長 - 林行止 - 信報

(要旨)香港経済下降は誰が見ても事実だがこれが反送中によるものなのか。世界的に経済下降の中で香港もその一つで影響免れず。しかも内地の不景気明白で人民元安。香港の反送中はその時期に同時であつたことで抗議活動が香港経済下降の主因とされるのも濡れ衣のやうな話。林鄭市長が反送中での負傷者は見舞はずとも中環站の改札機破損労しく見舞つてみせたが器物破損によるMTRの修理も政府余剰金が、この設備投資に回ることは経済刺激に一役買ふのでは。

冷静沈着な香江第一筆と称される林行止が一流の経済学徒としてこゝまで皮肉をいふとは林鄭不信がどれだけ深刻なことか。

反送中ばかりに騒がせてはおけぬ、と親中土共連中も商場に集ひシュプレヒコール上げ親中歌高らかに合唱で狙はれたのは中環のIFC商場。こゝは中環での抗議活動で商場管理責任者が警察機動隊の侵入固辞したことで反送中では誉められたが親中土共にとつては謂はゞ敵地ゆゑ。

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反送中側もこゝに現れ対峙となつたが直ぐにネット上に流出で嗤はれ呆れられたのが親中土共のご祝儀配布の現場写真。知己に何かしらの清算しただけ、とフェイクだと反論するのであらうが。 

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昨日急きょ取り消された警察の午後4時会見は再開。昨日、Claudia Moが公開の831太子站騒乱につき現場の警官が救急隊に怪我人無しと告げたのは当人が太子站コンコースについてのことで地下のプラットフォームの状況は掌握してゐなかつたため、と苦しい言ひ訳。明日の中秋は例年、MTRが夜通し運行慣例であつたが今年は社会状況不安定で宵闇運行中止と決定。915の民陣集会は警察が不許可。

The Chief Executive 'has to serve two masters' - HK leader Carrie Lam - Reuters

ロイター通信社より林鄭「告白」の内容全文がテキストで出る。一読すればこれが即ち録音を意図しての語りであること明らか。非公式の場で原稿やメモ読むでもなく、これだけの語りをすらりとするだけ林鄭も(行政長官の器ではないにせよ)大したもの。その語りの最後で有能な官房なき官房なき林鄭が香港の起死回生で外部の広告代理店に声かけしたところ8社のうち6社は結果的に断られ残りの2社も、といふところで九龍湾の智慧燈柱が暴徒に破壊され部品の一部が上海製であつただけで多くの批判受けた話を持ち出し、つまり内地の代理店は使へない、それが2社なのか内1社なのか、1社がそれだとすると残り1社が電通……なんて可能性もなきにしも非ず。電通東京五輪商売も山場超へ政治部は次の大きな仕事もほしいところ。ところで林鄭評価は条例「撤回」で事前の22.0点を最低にして26.6点まで僅かに上昇。それでも警察力頼みで孤立無援は確か。

香港発……のニュースが逃亡犯条例とデモ、抗議活動ばかり。首都圏で台風15号一過の通勤地獄を見て香港の台風シグナルのメリットについて書く。

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先日の台風15号で由緒ある偕楽園左近の桜 | 茨城県の桜 が根刮ぎ倒れ伐採される。郷里の畏友J君は水戸といへば偕楽園で梅が有名だが水戸の桜を歴史的に探求し桜を水戸で育てる運動に熱心。水戸桜川千本桜プロジェクト 彼の報告によればこの左近の桜はすでに株分けがされてをり伐採は専門家が仔細検討した上での結果で芽接ぎ用の枝も確保できてゐてのこと。株も根が生きてゐるやうで根を掘らずに戻せば蘖も伸びて、それを仕立て復元といふ可能性もありといふ。

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偕楽園は我が小学校で学区内。斉昭公の昔から「人皆な愉しむ」でずつと入場も無料だつたが近々、有料になる由。日本三大名園の一つで昔は放課後など探検ごっこなどしてゐたのだから。

「ラピュタ化」する都市


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今日の蘋果日報が騒ぐのは警察が伸縮性の警棒を私服、非番の警官用に調達で警方の言ひ分は暴力活動が各地で頻繁で単独の警官が襲はれる場合もあり最低限の装備。警察は八月五日に始まつた夕方四時の定例記者会見を本日急きょ取消し。警方は抗議活動取締り等がある程度落ち着き連日の簡報必要なしと判断したか今後は必要に応じてとしたい意向。これに対して反対派は警察暴力への記者の容赦なき質問を警察糾弾と捉へ開催に非積極的なのでは?と懐疑。本日はこの時間に「香港本土」の立法会議員・毛孟靜(Claudia Mo)が831の太子站事件につき消防の内部記録入手として記者会見開催。怪我人の人数についての齟齬、現場に駆けつけた救急隊員に対して警察が「負傷者なし」で救助活動不要としたこと一件等を公表。この毛孟靜の暴露に何か出るので警察が定例会見見送つたのでは?といふ見方も陋巷に流れる。陋巷といへば、といふかネット上でだが本日これもまた午後4時だが林鄭が緊急記者会見とSCMPが特報と流れ「撤回」に加へ五大訴求の何かに応じるのではないか?と憶測呼んだがSCMPは数碼版にそのやうな記事掲載なしと否定。また811の右目負傷女子が弁護士を通じて医管局が本人の医療報告を警察が本人の意向無視して渡したことについて司法審査要求を提出。……何もないやうな日にも何かが起きる毎日。

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本日の朝日新聞(夕刊)に藤嶋亮大「ラピュタ化する都市」掲載あり。香港の大規模の歴史的意味を論じたもの。

  • 欧米流のリベラリズムと中国流の権威主義との争いで「価値観の衝突」の最前線
  • 都市と国家の対立:自由や多元性重視する都市の価値観が国家の圧力=中国化に脅かされることへの地下鉄や空港といつた〈都市の生態系〉を舞台とした抗議
  • 都市と国家それぞれの「願ひ」の不一致、都市の「ラピュタ化」=鈍重な国家からの都市の離陸(乖離)

といつた点を香港の抗議活動の意義として見出し多数のラピュタ化した都市の相互結びつきによりかつての〈東アジア共同体〉が今後〈都市的アジア主義〉に展開といふイメージを膨らませる。反送中に見られる、この都市的な雑多さ。この「価値観の衝突」はこゝでは都市(香港)と国家(中共)といふパラダイムで語られてゐるが先日の明報にあつた沈旭睴の「文明衝突與香港秩序的重建」はかなり同一の視点からの思考。

文明衝突與香港秩序的重建(沈旭暉) - 富柏村香港日剩

この「ラピュタ化する都市」を読み陳雲の〈香港城邦論〉をも、さうした視点ありと彷彿。

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まことに偶然なのだが、その香港の評論家・陳雲、今日の蘋果日報に彼の探訪記事掲載あり。陳雲がかうして新聞で大きく取り上げられることなど久々。

陳雲の独自の視点で評論は常に好評、信報の連載は本当に面白かつたが2010年9月に信報が陳雲の連載随筆が内容敏感として差し止め本人は連載断念。内容は当時、香港の官商勾結(癒着)問題で陳雲は香港の財閥系地産企業非難。信報は当時すでに李嘉誠次男・李澤楷が社主。その後、2011年に『香港城邦論』上梓。中共に対して香港が自治権のある都市国家としての未来図を思想展開したもので脚光浴びる。今の本土派や港独派にとつての思想的源流のやうな発想で「國師」と当時、呼ばれるほどであつた。だが陳雲は泛民主派の発想やスタンスが西洋寄りで漢心に欠けたものとしてグローバリズム世界市民、多元文化を中共同様として一蹴。香港の今後のあり方については中共からの思想的独立を掲げながら自治のために本来の〈華夏〉の見直しと復興を掲げるといふ複雑さ。その姿勢が泛民主からも厭はれ孤高であつた。この拙い日剩で「ほとんど香港で本居宣長の如し」と記述にあり(㷫回歸 - 富柏村香港日剩 )。余談ではあるが、この日(2013年7月1日)の日剩の題「㷫回歸」は当日の畏兄・鄧達智の当日の蘋果日報の記述の題で、こちらも今日の反送中を予見するかのやうな思考で一読に値する。更に陳雲が泛民主派、反中派から決定的に離れることになつたのは2014年の雨傘運動。陳雲は〈佔領中環〉といふ平和裡の路上占拠など運動として全く意味がないとして批判、本当にやるのであれば正義としての武力的行為も辞さぬ徹底した運動の展開を提唱。極論で支持を得ることもなく、それでも独自の思考は、かうなつては今になつて思ふと西部邁的である。その陳雲がこの〈反送中〉の中でまるで前線に復帰。確かに今回の運動は2014年の雨傘とは違ひ陳雲が提唱した暴力性を伴ひ思想的にも当時は異端であつた本土派どころか「独立」すら標榜もあり。そこで香港城邦論も再考されるところか。繰り返しになるが、まさに上述の「ラピュタ化する都市」とこの香港城邦論はかなり発想の重要なリンクをしてゐるのだ。

《願栄光帰香港》が反送中の象徴曲、港独派にとっては国歌化してゐることは昨日この日剩に綴つたが、その《願栄光帰香港》の完成版のやうな黒蟻社中の合唱団とオーケストラによるヴィデオが出回る。かなりのレベルなのは音楽制作現場のプロが自弁で監修してゐるから。

「香港之歌」誕生?《願榮光歸香港》創作人:音樂是凝聚人心最強武器 | 立場新聞

それにしても、である、思わずイスラム国 国歌(日本語字幕付)  のことを考へてしまつたが国歌であるとか政治の象徴性とは、まさにこの世界。


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体調悪くなると陋宅に近いC医師の診療所か病状によつては養和病院としてきたが昨年、C医師急逝で北角の歐陽英傑(Jeff Au Yeung)医師の診療所を訪れる。歐陽英傑医生は〈星屑醫生〉の別名で著述やラジオ出演などで著名。そしてRTHKのヴィクトリア公園での日曜市民論壇の場で建制派や維園阿伯に対して泛民主派として雄弁奮ふ維園阿哥の一人として名を馳せ政治団体〈人民力量〉の中核成員もであり。


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診療の前に現金下ろさうと銀行のATMに寄るとATMも最早、カード不要で手元のスマホでAMT機のQRコード読めば、それで出金可となつてゐた。確かにATM機前で暗証番号盗まれるといつたリスクはないか。

盼年輕人能夠體諒大局(李嘉誠)


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831の太子站騒乱にて警察暴力で数名の死者ありといふ話、警察と消防は否定するが反送中側では実しやかに語られ太子站出口に祭壇まで設けられ弔花手向けられる。大公報はこれに噛みつき「死者」がゐるなら親友が登場し作証せよ、と。それも一理あり。だがマレーシア航空機失踪のやうに何事とて抹消は可。如何なる疑ひも晴れず。蘋果日報は「宿敵」李嘉誠に好意的な一面トップ。李嘉誠が自ら建立の大埔慈山寺での「慈悲大愛傳燈法會」の場で初めて反送中に言及。「希望能夠和和平平,因為香港很多年很多年,除了二次世界大戰外,今次是最大最大的衝擊,如果現在這樣繼續下去,是非常不好」と擔心を語り説教。

香港人能夠渡過這個難關,盼年輕人能夠體諒大局,而執政者亦能對未來主人翁網開一面,雖然法律和人情有衝突,但是任何事在政治問題,都要兩方面,大家能夠為對方諗一諗,就好多大事可以化為小事。

(英訳)I wish Hong Kong people can get through this difficult times together. I hope the younger generation will comprehend the bigger picture, and the government will give the future owners of Hong Kong a way out. Although there might be conflict between law and humanity, I hope both parties can put themselves in each other's shoes and figure out a better solution.

本日、農暦八月初十。晴。昼にFCCにて来港中の香港政治専門・K教授ご夫妻と家人とで昼食。K先生は干炒牛河(Deep Fried Cow River)大好物でK先生が東京で香港問題分析で疲労の極みとFacebookに書かれた時、アタシがFCCで昼に干炒牛河を食べて「せめて画像だけでも」と送つたら「目の毒」といはれ次回来港の際はご馳走しますと約束で今日。さすが中共に香港内政干渉する外国勢力基地と叱られるFCCならではの美味と喜んでいたゞく。晩に理工大学にて某研究会ありテーマは「反送中問題」で末席を汚す。この会合の中で反送中に賛同する若い方から雨傘運動の失敗あり今回の反送中が香港にとつて一国両制と香港の人権や自由を維持する最後のチャンスの運動であり、もう後がないといふ発言あり。それは〈絶対的な中共〉との対峙。だが2047年まで中共が今の体制を何う維持するのか、そこにも何らかの変化あるわけで習近平体制の〈今〉が本当に最後の機会なのか?と今日の話し手からもコメントがあつたが、それでも反送中の若者たちにとつては我々の世代よりも深刻な憂慮あり。

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 今日の朝日は香港についての詳しい記事が三本。香港デモ、分断と疲弊 抗議拡大3カ月 は警察官の父と抗議者側の娘といふ家族の葛藤、観光客減と消費低迷の小売業主の反送中への思ひ、警察の拘束に怯えつゝ学校生活送る学生といつた社会の姿。そしてアンソン陳方安生、倉田徹教授による現状の分析。

<解説>香港、若者闘う背景は 中国向いた行政に反発

アンソン陳方安生の指摘は正論。だが正論が中共を前には通らない現実。倉田教授の語るところは、まさに上述の研究会での若者の心情を見事に理解されてゐる。倉田先生が指摘してゐる今回の抗議運動の下地となつた内地からの急速な人やカネの流入による香港の生活経済基盤の不安定化。それの更に前章には香港の官商勾結といふ地元財界が政府に強い影響を与へる構造があり、それに対しての中資流入による構造変化があつたわけで(反送中の現状ではそれどころではないのだが)本来さうした点から香港の社会問題を考へなければならない。

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そして三本目が(インタビュー)香港、自由への闘い周保松・香港中文大学副教授

香港は世界の民主運動の中にあって、冷戦期のベルリンのような位置で重要な経験をしています。ここは中国共産党全体主義勢力と対峙する最前線なのです。世界に大きな影響を与え、覇権を握るかもしれない国を相手に、香港は自由の闘いをしている。これは中国がどの方向に行くかを決める闘いであり、中国本土市民の自由のための闘いでもあり、各国にも影響する。

送中の側からの現状認識と卓越した前向きな展望。「経済人だった香港人が政治人に転換」これはまさに全盛期の香港変換前どころか天安門事件前から香港を知る者にとつてはまさに感慨。この周保松につき(偶然だが)今日の林行止専欄が取り上げてゐる。

少年意氣有理造反 人以群分同胞分類? - 林行止 - 信報網站 hkej.com

アンソン陳方安生主宰の公民實踐培育基金で先週、周教授が《自由之夏》と題しての講演。

提及這場沒有大台的反修例運動,指出「每一個香港人都改變了自己,不再是經濟人而是政治人,關心香港政治社群的共同利益。」又說經此一役,香港人「不再以賺錢為上,實現更高更遠的人生價值」。是鞭辟入裏的中肯之言。這場持續已近三個月的抗爭運動,無可置疑地改變了香港和香港人的命運。

寡聞にして知らず、であつたが〈灼見名家〉といふ論壇サイトに講演の全文掲載あり。それにしても林行止先生、高齢病身にあつて、その知識欲に敬服の至り。

今晩、銅羅湾に突然、赤シャツの若者たち集結の由。何かと思へば蹴球世界盃カタール大会のアジア2次予選で今晩、香港スタヂアムで香港対伊朗。この香港チーム応援は即ち反送中。

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Chinese national anthem booed and human chain formed at Hong Kong v Iran World Cup soccer qualifier as protests enter the sporting arena | South China Morning Post

試合前の国歌吹奏で中国国歌に背を向けブーイング。

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Protesters’ newest theme song, ‘Glory to Hong Kong’, echoes through city’s shopping malls as crowds gather for peaceful rallies | South China Morning Post 

そして昨晩の太古城に続き香港各地の商場で市民集まりシュプレヒコールと〈願榮光歸香港〉の大合唱。この歌が反送中の主題歌となつた。

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香港に栄光あれ《願榮光歸香港》抗爭者進行曲【香港9月8日】 Glory to Hong Kong

この歌の誕生についての記事:「香港之歌」誕生? 《願榮光歸香港》音樂是凝聚人心最強武器 | 立場新聞

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この尊子の4コマ漫画、中文でも広東語なので解説すると

  1. 警察「デモ隊の群衆、すぐにこの場を離れろ」
  2. 警察「こら、逃げるな」
  3. 市民「すみません、あっちでは離れろといい、こっちで逃げるなで、どうすりゃいい」
  4. 警察「ったく、こいつらみたいにすりゃいいんだよ」地べたを這ふマスコミ、地産商、金融界と航空会社

市民の命より改札機が大事(林鄭)


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大公報は811の尖沙咀警察署前で右目重症の女子に「いったい何を隠している」と追求が一面トップ。警察のビーム弾による誤撃といふ立場の蘋果日報はこの女子の弁護士から医管局に対して本人の意向で治療報告を警察に出さぬやう要請と。

だが今日の警察の記者会見で警方は、この件を事件として捜査のため司法手続きを踏み医管局からすでに報告書を入手と発表。警察もこゝまで強気なのは、この銃撃が警方でによるものではないといふ確信あつてゆゑ。あくまで刑事事件として捜査といふ理由で警方はこの報告の公開は現時点で拒否。理由は通る。

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この事件は明るみになるとすぐに反送中側では警察暴力の象徴的被害として認識し抗議者は血の染みたやうに赤くした眼帯をつけ反送中活動で強調してきたもの。だが「もしも警方の加害ではない場合」は反送中側へのダメージが大きく真相究明まで慎重な対応をと思つてゐたのだが。

并开始出现恐怖主义的苗头 - 富柏村香港日剩

警察の一連のお粗末に言ひ訳ばかり並べる中で、一つだけ殊に気になつたのは尖沙咀で警察の催涙弾で右目損傷といふ女子のこと。警察は報道のビデオや写真等しか状況材料が出来てをらず、これが警察の砲弾による損傷なのかも未確定、被害者本人の回復を待ち聞き取り等も必要とする。この女子の立つてゐた場所と尖沙咀警察署との位置関係から銃撃があつたとするとおかしい、映像記録で空白の時間帯があるとか。

結果論だが、この811から警察暴力への抗議が反送中を上回る勢ひとなり運動が過激化、また831の太子站死亡者説などさま/\な不確定な疑惑が実しやかに広まり複雑な状況に陥つてしまつたのだ。

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本日は学校の始業から1週間経つた月曜日で香港各地の中学では学生やOBOGが人の輪を作り抵抗運動を継続。

大埔の某中学では学生が何人も警察に身柄拘束され抗議活動は一段と声高だつたが、それも、この学校の生徒が大埔站での施設破壊活動で実際に破壊活動はしてゐないであらうところ警察の暴力を受け負傷したためで校長も「學校會全力支援受傷和被捕同學,盼望他們盡快如常回校上課」と強く声明を出すほど。警察も今日夕方の記者会見で、この行動問はれると「當時到大埔墟站的員警是「有目標處理暴力破壞」的人。據當時員警觀察,包括穿藍色衣服的男子在內正在逃跑,員警有警告不要逃跑,所以使用警棍制伏」とさすがに歯切れの悪い説明しかできず。かうした警察暴力を監警會がきちんと精査できるとも思へず、だから独立調査委委員会設置が必要なのだが警方がそれを受け入れることも林鄭が決断することもできず。卑怯この上なし。


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本日、香港大に所用あり。香港大に行く時、今ではMTRで来てばかりだがミニバスで来てLyttelton RdからBabington Pathの坂に近いひっそりとした東門?から大学構内の荘月明文化中心に入る行程がアタシ好み。大学構内に入るとヘルメットにゴーグル、毒ガスマスク装着した学生少なからず構内で何かと思へば「人の輪」活動で構内のメインの通路にスローガンを認ためるのは六四以来、香港大学の流儀。

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 学生たちのさうした動きのなか林鄭は抜き打ちで昨日、構内施設破壊のあつた中環站を状況視察。市民との対話といひつゝ全くそれを怠つたまゝ、かうした暴力による被害ばかり強調して市民の理解と協調求めるのだから本当にやることなすこと全てがダメ。


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この現場視察がマスコミに流れるとネットではすぐに反送中での怪我人見舞ふこともなく改札機の被害は深刻に憂慮か!と罵声飛び交ひ「器物偏愛」と悪口を言はれる。


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中環站で実際に被害現場を見てみたが大きく割られた出入り口のガラスに白いカバーされてゐるものゝ通りがかりでは昨日のあの狼藉など想像できぬほど徹夜で復旧進んだ結果で、かうした香港の回復力の強さにはつく/\頭が下がる。


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中環站の代償で構内の改札機など破損厳重であつた湾仔站。改札機はモニタ部分は修理間に合はずカバーがされてゐるがオクトパスカードはセンサーに翳して「改札のレバーを押して通れれば通れます」と張り紙。かうした即時対応も大したもの。ちなみにアタシが翳したオクトパスカードのケースには「通用儲値票」入つてゐるが、これはオクトパスカードになる前の前世紀に使はれてゐたプリペイドカード。時々これを見た親切な人が「そのカードはもう使へないよ」と教へてくれる。

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Stand News 立場新聞【太古城中心】有市民發起晚上 10...

陋宅に近い太古城のCityplzaで市民有志数百名が夜10時に集ひ抗議活動継続。

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⬆︎林鄭、よくもまぁ……と呆れるばかりだが深夜11時前に林鄭のFacebookで(投稿が林鄭自身じゃないにしても)よくも今日の中環站施設破壊視察に基づいて、こんな器物破損憂慮のコメントを載せられるもの。誰が見ても「器物のほうが市民の命より大事か!」と罵声浴びるのは当然。やはり林鄭のこの「感覚のズレ」は深刻な病理。中央政府も早急に林鄭を見限るべき。

林鄭も林鄭なら林鄭が行政会議メンバーに選んだ元教育局長の羅范椒芬(Fanny Law)も林鄭に勝るとも劣らぬ狂気。これまでも「トンデモ発言」でいつも物議を醸し建制派のイメージダウンに活躍だが今度は反送中で女子が拐かされ勇武隊の男子に無償で性服務してる!と暴言。

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↑この醜聞画像はFanny Lawが教統局常務秘書長当時、上司だつた局長のKing Arthur Li 國章に抱きつき強烈な接吻🤮


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この林鄭と黒警のレゴ、実際には無いと思ふが金鐘Pacific Placeで戦争物のミニチュアフィギア扱ふKing & Countryで香港オリジナルで反送中と黒警のバトルのミニチュア製造販売しないかしら。

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蟻と螽警


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農暦八月初八。白露。晴。本日、夜に大型の台風15号が関東上陸の由。それに備へ、ではないが終日在宅。日曜日の今日は午後から中環で香港人権與民主祈禱会と美國民主與人権法案集会の2つが実質的同時開催で米国総領事館に請願ださう。


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毎度の事で嘆いても驚きはせぬが黒蟻社中の狼藉が中環で夕方から始まる。派手に地下鉄入り口を壊し雑物集めて放火。


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警察はこの非行の最中に全く現れもせず黒蟻の彼らが現場去つた後に隊伍を組んで現れる。


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その頃には最近では「勇武隊」と呼ばれる彼らは金鐘から湾仔の方にすでに移つてゐる。香港の未来を憂ひ警察による逮捕や死すら恐れずで「気分はもう戦争」か特攻隊の心意気か。

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夜になり戦場は銅鑼湾へと移る。地下鉄出口から歩道に平気で催涙弾放る警察。黒蟻社中より報道方多く銅鑼湾では普通に歩行者もゐる中で孤独に戦意狂気の警察。


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もう週末は当たり前のやうな路上での攻防。市民は慣れたものでテレビのニュースも冒頭にほんの数分間、混乱の様子伝へるだけ。TVBでは〈ミス香港〉コンテストの中継。


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これは本当に香港感覚。むしろ地場の知己は「ご実家は台風は大丈夫?」とSMS送つてくるくらゐ。

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今日の「暴動」も映像だけで見てゐると「暴徒の乱暴狼藉」だが抗議方の見方に拠れば中環の集会は警察の不反対通知を受けており午後10時まで認可。非暴力的な集会のなか午後4時に警察の防暴隊が警官にレザー光線当てたとして「市民」3人を身柄拘束。MTRが中環站を封鎖。集会参加者の内、血気盛んな若衆が中環站へ。警察は黒旗警告掲げ集会の解散を命令。解散しても地下鉄に乗れず。封鎖された站構内に警察の防暴隊多く、特攻隊が地下鉄構内施設破壊に来るのを待ち構へてゐたのだらう、特攻隊は機転効かし地下鉄出口に雑物集積させ放火して警察防暴隊出て来れぬやうにして、その間に湾仔まで移動。中環ではなく代はりに?湾仔站施設破壊。テレビ報道見てゐると湾仔站はこの狼藉の最中も閉鎖されてをらず彼らの悪行の横を普通に乗客が歩いてゐるとは。一人、オジサンが彼らに怒り心頭で文句がなり立てゝゐるくらゐ。日曜夕方、湾仔はLockhart Rd界隈の酒場で早酒のガイジン多いところガタイのよい西洋人二人が鉄パイプで改札口壊す黒蟻の横を通りかゝり「……ったく、何をやってんだよ」と鉄パイプを「よこせ」と奪ふと黒蟻は拒みもせず鉄パイプ渡して何処かへ。このガイジンの方が鉄パイプはやはり似合ふ。上述の今日の攻防は喧嘩によくありたちだが「どっちが先に手を出した」「どっちが悪い」は独立調査委員会でも真相究明困難。唯一確かなことは「林鄭がそもそも悪い」。

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今日のあばらかべっそん:24時間、旧正月でも台風直撃でも開いているメサドン(麻薬中毒者のための合法麻薬)の湾仔診所が本夕閉鎖。臨時休業は私の知る限り初めて。 「他の配給所に行け」といはれてもメサドンのオッチャンたち怒るだらう。長年のヤク中で足腰は危なく他に移動するにも交通機関もカネもない。

〈反送中〉の昇華


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農暦八月七日。晴。土曜で朝からFCCにて週末の新聞読み。

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昼に至り麻婆豆腐でご飯。所謂「クラブ飯」ゆゑ衆人ウケ大切で辣は少しで麻がちっとも効いてゐない。中文大学の民意調査が興味深い。

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反送中運動で政府と双方譲歩で求同存分異とすべきといふ意見が半数なものゝ依然として譲歩せず訴求堅持すべきといふ意見が4割。香港各地での抵抗運動で生活に不便生じてゐるが、これを4割余が許容範囲としてさらに27%が受け入れ難いが理解できる。これを合はせれば67.7%にもなるのだ。民主普選、経済繁栄と社会安定でどれが最も重要か?(複数回答可)でも民主普選がトップとは。あれだけ暴力的にもなり公共交通機関も施設破壊されても全体として、これだけの許容あり。逆にいへば政府、黒警に対する不信がどれだけ大きいか。連日、MTR施設破壊など狼藉繰り返す黒蟻の若者たちも若者たちだが警察の異常な暴力化も、これを見てゐれば警察に対する批判が収まるどころか高まるのも必至。


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連日、太子站が抗議活動で熱いのは831の警察横暴があり所轄の旺角警察が太子站出たところゆゑ。当日10人の市民が警察の暴行受け救急病院に運ばれたはずが7人しか安否がわからず3名が不明。死亡説が流れ太子站の出口横には祭壇設へられ弔問、献花多し。現場は花墟も近いので生花入手も容易。


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市役所と警察がこの3人の死亡を隠してゐるのではないか?といふ疑惑。実際に抗議活動に参加した友人と連絡が取れないと泣きながら現場でMTRと警察に監視カメラ映像公開を!と求める市民もあり。消防も最初は10人の病院搬送としたが現場混乱もあり怪我人カウントで重複あり、市役所も反送中抗議活動で死者はゐないと発表するが太子站の弔問献花は続き反送中運動の聖地の如し。もはや反送中は逆権運動といふ人間界の出来事から〈観念〉界に昇華か。


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といふわけで幸福の科学幸福実現党大川隆法尊師によりアグネス周庭の守護霊まで呼び出して「自衛隊派遣して香港の自由を守れ」とお告げ。周庭が慌てゝ抗議するが幸福の科学側は発言はあくまで周庭の守護霊によるもので本人の発言ではない、と抗議も却下。


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それでも大公報なんて、この自衛隊派遣発言が周庭本人のものではないとわかつてゐても周庭トンデモ発言として記事で紹介。この記事ぢたいは日本から靖国系女子が反送中運動支持で来港といふもの(そこに周庭トンデモ発言を盛つてみせた)。

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香港の黒蟻の戦士たちがすでに逮捕どころか死も覚悟して運動に参画といふところで日本の武士道であるとか恐らく特攻隊にまでシンパシー感じてゐるか。日本の竹光刀所持したり。雷鋒に学べ!は雷鋒は共産党なので彼ら的にはダメか。学生や若者たちによる反送中は運動形態としては日本の安保闘争からの学生運動に近いが当時のそれが左翼運動だつたと思ふと今回の反送中を三島由紀夫なら何う理解するのかしら。

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もはや、こんな「宗教画」すら登場。フランス革命では自由の女神が民衆を率ゐて自由と人権勝ち取りに出たわけで、さうした人間の普遍的権利のための革命はジョン=ロック曰く暴力的手段を用ゐても許容される。香港でも反送中の運動は香港の自由と人権の維持が目的となる。一番の問題はその自由と人権を抑圧する国家権力といふ政治装置が人民の暴力行為で打倒できるのか何うか。フランス革命ではできたのだが相手は香港市役所どころか中共なのだ。しかも中共といふ一党独裁の政治権力体制が崩れた場合に社会が何うなるのかまできちんと視野に入れてシミュレーションも大事。暴力化する抗議活動がどこまで許容されるものなのか……が問はれるところ。だが堂々巡りになるが現時点では上述の通り、かうした暴力的抗議活動が市民の間で一定の理解得るほど市民の香港政府と警察に対する不信が高まつてしまつてゐるのだ。

Hong Kong protesters must reject violence to succeed: just look at Gandhi, Mandela and Martin Luther King | South China Morning Post

“it is wrong to use immoral means to attain moral ends” Martin Luther King Jnr said it best in his Letter from Birmingham Jail

農暦八月六日。晴。


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昨日から須磨帆で銀行アプリ不調で散々梃子摺つたが銀行IT担当から電話あり「症状お聞きしましたがVPN噛ませてません?」。ご名答。最近、日本のラジオ聞くのにVPNがONになつたまゝ。海外からの不正アクセス予防で銀行アクセスはVPNに敏感……備忘。松戸住まひのI君がHKID更新のため来港。夕方より早酒で夕食に家人合流で四方山話しつゝ香檳酒、ロゼと赤葡萄酒飲む。今晩は中環のチャーター公園では静坐の抗議集会あり太子から旺角、油麻地にかけて黒蟻の群れが道路占拠し地下鉄站襲ひ狼藉。連夜これ。今晩は831の太子站での警察乱入暴力真相を!とMTRに対して太子站監視カメラの映像公開求めるものだつたが暴力は相手を頑なにさせるばかり。被害者が警察とMTRに対して民事訴訟起こして裁判所命令で映像提出させるほうが確実だと思ふのだが。


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4日の林鄭「撤回」の映像がいつ撮影されてゐたものなのか?と好事家の話題に。撤回翌日5日の髪型と比べると一日で耳元のあたりこれだけ伸びるか?で。

柒婆變髮之謎 - 高慧然 | 蘋果日報 | 果籽 | 名采 | 20190906

これが実は林鄭漏洩の録音内容とセットで、しかも録画が831より前にされてゐたとすると831の太子站黒警急襲も「この撤回が早ければ」の「たられば」あり何れにせよ林鄭の決断の遅延が問はれる。

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このタイミングで?となつてしまふが『クレア』旅行誌の香港・マカオ特集のセンスが良い。かういふ時期だから余計にこの都市が、この風土のまゝ残れば、と思つてしまふ。

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森山未來の旅の随筆も雰囲気あり。一寸したことでも「だそうだ」とか「ようだ」とか断定さけ伝聞、推量で慎重なのは本人の生真面目さなのだらう。


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